2021年7月17日土曜日

自作キーボードdrop x olkb planck

 olkbのplanck、4列48キーの直交キーボードですが、少し前にアメリカの通販サイトdropで購入したやつを組み立てたのでご紹介。dropは一部では有名ですが、グループ購入するタイプの通販サイトで、品物は常に販売されてるわけじゃなくて、入荷したときタイミング良ければ買えるという感じ。このplanckも人気のキーボードで、たまたま入荷してたので購入しました。

買ったのはDROP + OLKB PLANCK MECHANICAL KEYBOARD KIT V6 でMID-PRO-GREENのケース(少し高さが低いケース)に、オプションでケースとキーキャップを付けました。発送が遅いという話もありますが、自分の場合は何度か購入しましたがどれもFedexで1週間ほどで届きました。


箱が小さめで、一抹の不安(まともに使えるのか?)もありましたが、とりあえず開封してみると、アルミCNC製の綺麗なケースと基盤、プレート、ネジ一式、USB-Cケーブルなどが入っています。

他の人の開封動画とかを見ると、基盤がケースに収まってるのとかありましたが、自分のは黒いうすプチプチに入ってました。


組み立ては結構簡単で、dropの販売ページにある動画を見れば簡単に組み立てられると思いますが、自分が組み立てて気になったところとかを説明しとこうと思います。


まずはキーボードのスペースキーのレイアウトを決めなければなりません。
キースイッチ2個分のところがスペースキーの位置になりますが(QMKで変更は可能ですが)、おそらくPlanckの標準的なキー配列の2Uタイプにする場合、上の写真のようにキースタビライザーを取るつける必要があります。
開いている穴に爪をひっかけるだけなので簡単です。とりあえず動作確認の意味でも(書き込まれているキーマップがこれなので)、同じように取り付けるのがいいでしょう。


キットにはキースイッチが含まれないので別に用意する必要がありますが、自分は手元にあったKailh speed silverとCherry silent blackの二つで悩んで、少し押した感じの強いCherryにしときました。speed silverはまた別なやつで使います。キーは全部で最大48個あればOKですが、少し多めに買っておいた方がいいでしょう(取り付けに失敗したり、動作不良や故障時の予備用)。


組み立てはこの手の自作キーボードはだいたい同じだと思いますが、ます最初にPCBをケースにネジで取り付けて、次に金属製のプレートの4スミにキーを付けておいて、そのプレートをケースにはめつつ、4つのキーの足を正しくキースイッチのホール(2か所)に差してはめる、という感じです。PCBの固定方法は動画や紙の説明書にもありますが、写真のPCBとプレートの間に少し厚めのナットをハメて、プレートがぐらぐらしないようにする固定法と、そのナットは無しで組み立てる方法がありますが、打鍵したときの感じが違うのでお好みでいいと思います。
あと写真で見ると、黒い穴がキースイッチの足が刺さる部分です。結構ドキドキする作業ですが、プレートをケース、PCBとネジで固定が済んだら、残りのキースイッチを地味にはめていきます。キースイッチの2本の足がうまくPCBの穴にはまるように、キースイッチを軽くPCBに当ててグッと押し込む感じでやると間違いが少ないです。あと、キースイッチはハメる時にひとつひとつ足がちゃんと真っ直ぐになっているか絶対にチェックしてください。それから、キースイッチの向きにも要注意です。画像を見てもわかりますが、このPCBはスペースキー部分とその横の合わせて4個のキースイッチの取り付けが他のキースイッチの上下逆になっています。


地味に作業して無事にキースイッチを取り付けたら、キーキャップをハメる前に一度入力のテストをします。キー入力のテストは、それ用のアプリもありますし、Webサイトもあるので方法はなんでも良いですが、キーを押したときにちゃんと入力されるかテストします。もしも押しても反応なしなら、キーがうまくはまっていない可能性が高いので、一度引き抜いてチェックします。キーの抜き方は、専用の工具を使う方法と、マイナスドライバーでキーを止めている爪を軽く押して抜く方法があります。自分の場合、キースイッチが一個だけ反応せず、抜いてみたらピンが曲がってました。曲がった場合丁寧に直せば大丈夫ですが、無理やり直すとピンが取れたりするので注意です。

入力テストが完了したらキーキャップを取り付けます。QMKでキーマップを変える場合は、キーマップを変えてからハメた方がいいでしょう。

自分はとりあえずデフォルトのままで使うので、このような感じになりました。しかし小さい。


リアルフォースTKLと比べるとその小ささがよくわかります。持ち運ぶには良いかもしれないですが、軽くはないです(少し重量があった方が安定感があるのでgood)。

さて、planckですけど、小さいだけあってかなり使うのに慣れが必要です。しかも直交(オルソリニア)なキー配列は慣れないと非常に打ちにくい。。

日本語入力するのにはあまりお勧めできないかも、というか相当に使いづらいので、よほど欲しい理由がない限りは、普通にTKLの89キーあたりを買っておく事をお勧めします。自分も少し使って、すでに挫折しかけています。QMKで自分好みにキーマップ変更して、何か特定の作業向けにするのが良いかもしれません。

あとPCBの裏にはアンダーグローLEDが付いていて、PCと接続すると光りますが、この金属ケースの場合、全く目立ちません。もう少し光らせたい場合、ケースはアクリルのを選ぶか、planck用の透明っぽいケースを別に入手した方がいいかも。

所有すると満足感高いけど、実用性は結構低いです。



2021年6月27日日曜日

odroid go superでdebianが動いた

 えっと、odroid go superを購入したのですが、壊れていたのが先月の下旬ですが、Odroid Go Super買うた (2021/5/22)、その後開発元のHardkernelとやり取りをして交換してもらって顛末を書いておきます。

購入して到着、動作確認から本体などのレビューに関しては前回のやつを読んで欲しいのですが、故障した旨をHardkernelに連絡したところ、公式フォーラムで報告すればうちの会社のエンジニアが解決してくれるよん、的な返事がきました。まぁ同人ハードに近いので購入してOSイメージの導入でこけたり、そういう初心者も多いのでまずは詳しいエンジニアに報告をするというハードルを設けているのだと思いますが、言われたとおりに報告をしたら、何度かやり取りの末、故障が認定されてサポートへ掲示板のリンクを付けて連絡しろ、との事。ちなみに掲示板では本体をバラしてディスプレイ部品の接続をやり直すという高度な指示をされましたので、この辺りで初心者は脱落してしまうでしょう。結構面倒くさいし、リボンケーブルとか慣れてないと外せないだろうなぁ。

最初に掲示板に報告して、やり取りしてから故障の認定まで3-4日位、それからサポートに連絡してRMA Formを送ってもらうまで2日程(週末は連絡がこない)、それからHardkernelに返送して到着した、と連絡をもらうまで10日、返送先の住所を確認して修理したものをその日のうちに送ってくれて(Fedexだった)、再度こちらに届くまで1週間、全部で3週間ちょっと位かかりました。まぁ早い方だと思います。ちなみに日本からHardkernelの本社である韓国に送り返す送料は960円でした。海外に送るときはたいてい郵便局の国際eパケットを使います。スマホからアカウントを作成して送り状を作ると、QRコードで郵便局で送り状が印刷できるので便利。いろいろコツもあるので、気が向いたらハウツー書くかも。

そんな訳でodroid go superは故障した時とか、保証を受けるまでのハードルがかなり高いと感じましたが、サポート自体は割と早いとは思います。ただ一点をのぞいて(後述)。

最初に到着した時は箱に入ったodroid go superがペラペラのFedexの袋にそのまま入っていて、思い切り箱が潰れてましたが、今回返送されてきたものは、一回り大きな箱に緩衝材と一緒に入れられていました。




なんていうか、元々入っていた箱に入れられて送り返してこられたので、手作業で修理してるのだろうし、hardkernelって相当な零細企業なんじゃね?という感じ。
ちゃんと直ってるのか一抹の不安でしたが、取り出してみたらその汚さに驚きです。



交換されたであろう液晶画面の表面がごみと指紋だらけです。しかもよく見るとうっすら傷まで付いてるし。。
またサポートに連絡かよ、とかなり愕然としていましたが、よく見たら液晶ディスプレイの表面に保護シートが貼ってあり、それを剥がすと綺麗でした。購入した時にも保護のビニールっぽいのが貼ってありましたが、それとは別なぴったりした薄いシートで気が付かなかった。一応、再度サポートは回避できたけど、かなり印象悪いですよ、これは。
本体の交換じゃなくて、完全に部品交換で修理しているんですね。もともと販売するときも手作業で組み立ててるんだろうな。大丈夫か、この会社?
ドキドキしながらブートOSを入れたSDカードを突っ込んで電源を入れましたが、今度は画面の壊れもなく、きちんと動きました。念のためテストモードも実行しましたが、問題は無さそうです。ホッとしました。理由はhardkernelとやっと手が切れるから。
何となくですが、サポートも返信とかビジネスライクにしてくるんだけど、妙な冷たさを感じたし、例えば返送した、って連絡したら、向こうもありがとう、とか返信きていたけど、到着して動作確認して問題なかった、と連絡したら何も返信無かった。考えすぎかもしれないけど、やっぱり日本人相手だとこんな感じなのかも。本体の汚れもわざとだと多分思う。

まぁそんな感じでかなり感じ悪い印象を持ってしまいましたが、モノに罪はなし。もともとubuntuのOS imageがあったので、それでハンドヘルドlinuxマシンで使ってみようかな?というのも買った理由の一つだったので、色々試したらodroid go superにsshでログイン可能な事がわかり、bootの部分を設定すればデスクトップマネージャも立ち上がりそう、と考えていましたが、なんとodroid go superのdebianが開発されたのを知って、急遽それをインストールしてみました。
今回、本当はその経過を書くつもりが、不良品交換の顛末が長くなってしまったので、また次回にでも書こうと思います。


2021年6月25日金曜日

4x2 HDMI Matrix Switcher

 PCからのディスプレイ出力を切り替える目的で4x2 Matrix switcherを購入しました。マトリクススイッチって何?という人も多いと思いますが、HDMI分配器という製品が入力されたHDMI出力を同じ出力で2つ同時に出力しますが、マトリックススイッチの場合、入力と出力を柔軟に変えることができます。自分が購入したものが4入力で2出力(4x2)というスペックですが、4つのHDMI入力を2つのHDMI出力先に柔軟に割り振る事ができます。例えば入力1のみにPCを繋いで、出力1と出力2の両方に入力1を繋ぐと、通常の分配器と同じ動作になりますし、PC1がデュアルモニターでPC2がシングルモニターだった場合、PC1の2つの出力を入力1,2に繋ぎ、PC2の出力を入力3に繋いで、出力1と出力2に繋いだディスプレイに柔軟にPCの表示をさせることができます(例えばPC1のデュアル出力を両方出すとか、PC1の片方の出力とPC2の出力をモニターに表示するとか)。

自分が購入したものは入力が4つで出力が2個ですが、もちろんもっと多い8x8とかも存在します。入力と出力のチャネル数が多いものはべらぼうに高いです。4x2も一昔前は結構なお値段がしましたが、今は5000円程度で買えるので、購入に至った次第です。

この分野もいろいろな中華製品が出ていますが、スペック的に4K HDR 60Hzで出力可能な製品、つまりHDMIが18GbpsであるHDMI2.0bのものを選択です。製品説明では4K対応をうたっていても、4Kでは30Hzまでの製品とかもありますが、自分が購入したものは4K 60Hz HDR対応でした。このようなHDMIスイッチで有名なのはATEN社だと思いますが、自分が買ったものと同じようなスペックのものでも値段は10倍位します。用途はいろいろありますが、最近だとyoutubeでのリアルタイム配信とか、オンライン会議などでも使われると思います。自分の場合は、ノートPCに繋いで、オンライン会議の際に大きなモニターに出力して、かつビデオエンコーダーに繋いで記録するために使おうと思っています。

ちなみに自分が買ったものは下の写真のやつですが(Amazonとか海外の通販サイトで検索すれば同じのが沢山見つかると思う)、スペック通りに4Kで60Hz、OKでした。PCの制限でSDRになっていますが、444も大丈夫じゃないかな?

大きさの比較でラズパイを置いてみましたが、ちょうどラズパイ2個分位の大きさです。思ってたより小さい。HDMIから分離して、音声の光出力と3.5mmアナログ出力も可能なので、そういう目的の人にもお勧めです。EDID切り替えも可能なので、多様な目的に使えるでしょう。


ディスプレイのプロパティを見ると、7CH 4K60444という謎のディスプレイ名になってます。モニターの情報自体はPCに取得されないみたいなので、こういう所で問題はあるかもしれない(パススルーではない)けど、まぁ自分の使用目的では問題ないでしょう。

もうちょっと使って不具合なけらば分解してボードを見てみようと思います。

(もうちょっと大きなスイッチも欲しくなってくるな。。)

2021年6月23日水曜日

Xiaomi Mi ハンディクリーナー ミニ

 

Xiaomi Mi ハンディクリーナー ミニを2021年のAmazonプライムデーセールで買いました。5940円の10%引きでした。


Amazon Xiaomi Mi ハンディクリーナー ミニ Mi Vacuum Cleaner Mini コードレス ミニ掃除機 ハンディ掃除機


小型のクリーナーが欲しくていろいろ物色していましたが、吸引力が低すぎても嫌だし、すぐ壊れてもアレなので一応有名メーカーのシャオミ製でかつ5000円程度という値段(調べた範囲では中華製の怪しい製品も4000円位するし)、あとはxiaomi性なら吸引アタッチメントもいろいろ出るんじゃね?という期待で購入です。ちなみに海外ではこれより一回り大きなクリーナーが発売されているのですが、自分が欲しいのはとにかく小さくてそこそこの吸引力、という条件なので大きいやつはパスです。大きくてもいいなら、シャークのハンディクリーナーが1万円位で買えるのでそれが良いかもしれません。


あまりレビューも無いし、どうなんだろう?とは思っていましたが届いた製品はさすがのxiaomiクオリティです。かなりしっかりしていました。相変わらず無駄にデザインの良い外箱です。



中を開けると、全部でこのようなものが入っています。本体、ノズル2個、充電用USBケーブル(Type-C)、説明書(日本語あり)。すごくシンプル。


本体の大きさですが、30㎝位か?ちょうど近くにあったお菓子(ビッグサイズのコーヒービート)の筒と比べるとこんな感じ。


吸い取ったゴミがたまる部分はこのような感じで、透明な筒の中に金属製のフィルターが付いています。


細かいゴミをろ過するフィルター部分は本体からワンタッチで取り外せて(上の画像のカギマークを開いてる奴に合わせるように回す)、お手入れとしては水で洗え、との事です。


ゴミ収納部からフィルター部分を取り外すと下のような感じで、フィルター部分も金属製のメッシュパネルの部品とHEPAフィルターに分解できます。



これらのお手入れは水で洗うということですが、消耗品と考えておいた方がいいかも。部品は買えるんだろうか?

説明書にもしつこいように書かれてましたが、本体の状態表示ランプが赤と白の点滅をするときは、カートリッジをクリアしろ、つまりフィルターの掃除をしろ!とのことです。おそらくフィルターの目詰まりが簡単に起こるんだろうな。

付属のノズルは2種類で、それぞれ単体で取り付けても、連結して長くしても使えます。




本体にはバッテリー内蔵で、説明書に初めて使う時は満充電にしろ!と書いてあったので、満充電にしました。バッテリーがどの程度残っていたのかわからないですが、5時間位かかりました。結構長い。充電中は本体のライトが白でゆっくり点滅していて、充電が終了すると消えます。操作ボタンはひとつで、一回押すと弱、もう一回押すと強、もう一回押すとオフです。弱で使っていて、間違って何か吸い込みそうな時に電源切りたくても一度強を経ないと消せないので、誤吸引に注意です。

ちなみに吸引力ですが、10円玉を吸わせてみたら、弱でも吸い上げますがノズルの先端付近でブルブルいってる感じで完全には吸い込まれず、強にしたらごみ溜め部分までスカッと吸い込まれました。部屋の掃除には物足りないけど、PC周りとか、虫を捕まえる目的ならちょうど良さそうです。重さは軽くはないですが、細身なので持った感じは悪くないです。xiaomiの公式ストアで買ったので、一応保証も安心だろうと思います。蟻を捕まえるのに使いたいので、アタッチメントを自作するか、海外の通販サイトでも探してみようと思います。

2021年6月19日土曜日

KPrepublic 81キースイッチテスター

 有名なキーボード関係の通販サイト、KPrepublicのメカニカルキーボードのキースイッチテスターを購入しました。購入したのは81キー版ですが、買ってから130キーにしとけばよかったかな?と少々後悔。どんな感じかわからないので、130キー版だと7000円オーバーなので躊躇しました。ちなみに81キー版は4500円ほどでした。

81 switch switches tester with acrylic base cherry kailh gateron outem – KPrepublic

130 switch switches tester with acrylic base blank keycaps for mechani – KPrepublic


それっていったい何?というと、最近のメカニカルキーボードはキーの配列(USとかJPとか、あるいはもっとカスタマイズ可能)のみならず、完成品でもキースイッチの種類を選べるものが多いのですが、キースイッチもいまや種類が増えて、昔のように赤青黒茶くらいで選んでいた時代に比べて選択肢が豊富なので、実際に物理的にいろいろな種類を触ってみたいと思ったのでした。自分の場合、どうせそのうちキースイッチにもこだわり始めるのは間違いないので、ある意味先行投資でテスターを買ってみた感じです。

KPrepublicは中国の会社なのですが、注文したら中国から送られてきたわけで、注文してから10日ちょっとで届きました。中国からにしてはまずまず早かったです。さらに中国からということである程度覚悟はしていましたが、箱はぼっこり凹んでおりました。


アイヤー、と思いましたが、箱を開けたら梱包材で一応梱包してあってブツは無事でした。


箱から取り出してみて驚いたのは、製品としてはキーが嵌るようにくり抜かれたアクリル板とキースイッチのセットで、キースイッチ自体は簡単にアクリル板から外れます。箱から取り出すときに5-6個抜けてしまって焦りました。場所がどこかわからなくなりそうだったので。


一応、サイトにキースイッチの場所と種類が書いてある画像が置いてあるので万が一バラバラにしてもなんとかなるかもしれないですが、見た感じはどのスイッチも同じに見えるので非常に危険です(実際はすごく小さなメーカーロゴは書いてある)。同一メーカーで同じ色のキースイッチの場合、素人には判別するのは困難な気もします。

いろいろなキースイッチをカチャカチャやっていると、これまた色々なキースイッチが欲しくなります。テスト目的で購入しましたが、散財の元になりそうな予感です。あと130キー版も欲しい(追加で49キー分買えないだろうか?)


2021年6月18日金曜日

大豆田とわ子 最終回

 見ました。結論から申し上げますと面白かった。母親と父親の話とかなんか泣けるものがあったし、慎森くんのお土産もウケたし、そのあとの元夫ボウリングも笑ってしまった(きっとこれはアラフォー以上にしかウケないだろう)。娘の恋人の西園寺君は最悪だし。しかし自動ドアに挟まるのはあり得ないと思った。

確かに面白かったけど、最終話に全部詰め込んでオチを付けた感じは否めないなぁ。よくよく考えるとこれまでの話は一体なんだったのだろう?と思うし、多分2か月もしたらすっかり忘れる気もするな。

無理やりまとめた感は強いけど、とりあえず面白く終わったという点では良かったか。あと、機会があったらボウリングやりたい気もする。。

チェインストーリーも見てたけど、松林さんの秘密の話が気になったのと、急に佐久間由衣が出たのは一体何だったんだろう?

2021年6月17日木曜日

大豆田とわ子

 偶然に初回を見たらなんとなく面白かったので、それ以来TVerで暇な週末に見ていました。

なんていうか、最初の頃はなんじゃこれ?って感じでしたが、元夫の3人がなかなか個性的で面白くて、それぞれに新しい彼女ができるのか?と思ってたら急に第1章終了とかでガラッと変わった第2章が始まり、あっという間に最終話の手前の第9話です。TV放送ではすでに終了しているのですが、自宅にTVがないため最終話はまだ見ておらず、これから見る予定なのですが、その前にどうしても書いておきたくなったので俺メモです。

正直第8話あたりまではなかなか面白く、オダギリジョー君が数学好きで出てきたあたりから、妙に親近感もわいていたのですが、第9話で自分的には理解不能な展開になって急激につまらなくなっています。大豆田とわ子は客観的に見ても、言っちゃ悪いが決して魅力的な人間には見えないし、男目線で見ても元夫の恋人候補三人(三ツ屋早良、古木美怜、小谷翼)は魅力的じゃないし、とわ子の娘もなんか嫌な感じだし、かごめも面倒な人だという印象だし、八作は個人的に最悪な人物という印象かつモテるとは思えない、という登場人物の魅力という点では最低といっていいレベルではありますが、役者さんのやりとりがやっぱり面白くて楽しんでみていました。変人という意味では小鳥遊(←これでたかなしと読むの初めて知りました)も相当だし、もっと出るのか?と思ったバツ3の最悪社長の門屋もあっという間に消え去り、なんだか訳のわからないうちに最終話に突入しそうなのである。予告を見ると、なんだかまた新しい男が出るみたいなのだが、一体。。

シナリオ書いたのは有名な作家さんらしいけど、どうにもこうにも煮え切らない、というか駄作の香りがプンプンする。出演している役者さんは良い人ばかりでそれでもってる感があるけど、ストーリーの急激な転換から海外ドラマにありがちな視聴率見てストーリー書いてるんじゃないだろうか?と思ってるのだけど、どうなんだろう。

設定にしても、勤めている人がみんな大好きなしろくまハウジングなのに、元社長のオーナーは社員に相談もせずに最悪な外資ファンドに会社売ってしまうし、上場してるハウスメーカーというには、会社の描写があり得ないくらいお粗末(シナリオ書いた人は会社に勤めたこと無ないのだろう)だし、ちょっとおかしいよ、というのばかり。変人揃いの登場人物の中でも、実は松林カレンが結構気に入っていて、演じている高橋メアリージュンさんもすごく気に入ったのではありますが、最終話をまだ見てないけど、すごくモヤモヤするよ。。


おしまい

2021年5月22日土曜日

Odroid Go Super買うた

韓国のHARDKERNEL社が製造しているゲームソフトのエミュレータ端末の現時点(2021年5月現在)の最新機、Odroid Go Super(OGS)を注文して届きました。Odroid Go Superは見た感じ任天堂Switch Lite風の液晶画面とコントローラが付いたゲーム機ルックなハードウェアで、配布されているファームウェアをSDカードに書き込んでブートすると、UbuntuベースのEmulation Stationというゲームなどのエミュレーター総合環境が立ち上がります。

しかるべき手段でファミコンなどのカセットとか、光学メディアからゲームのデータを吸い出して、SDカードの通称ROMディレクトリに置けば、OGS上で動作するエミュレータソフトで遊べるというわけです。自分も詳しくないのですが、最近はPCの性能もあがったので、PC上では任天堂スイッチとかプレステ2、ゲームキューブあたりなら割とスムーズに動くらしいのですが、もちろんこのOGSではドリームキャストがギリギリ動作する(あんまりスムーズじゃない)程度みたいです。しかし、ファミコンとかスーファミなど古いカセット式のゲーム機のゲームはサクサク動くようです。そういう意味でレトロゲームを遊びたいような世界中の人に人気みたいなのですが、自分が購入したのはportといって古いPCのゲームが動いたり、OSとしてアンドロイドも移植されていたり、GPIOも付いていて開発環境も公開されているのでジョイスティック付きのハードとして面白そうだな、という点であります。まぁゲームのカセットを吸い出す環境は持っているので古いゲームソフトも動かしてみようとは思いますが。


さて、このOGSですが一般の小売店ではなかなか買えず(買えても転売されて高額になっている)、どうしても海外通販という形になりますが、自分は本家のhardkernelから買いました。

ODROID-GO Super Clear White – ODROID (hardkernel.com)

お値段は本体が$80で送料が$12位だったかな?合計で10500円位でした。ペイパルで支払う必要がありますが、hardkernelでアカウントを作成して、品物をカートに入れて支払い、と進めばペイパルでさくっと買えます。Fedexで1週間~2週間程度で届くと思います。トラッキングもできるので届くまで毎日チェックしていました。ようやく届いたのですが、Fedexの薄い袋に緩衝材なしで箱に入ったOGSが入れられていて、箱がぐっちゃり潰れていました。嫌な予感がしましたが、開封しても特に破損は見られずでした。



開封すると、スポンジ状の梱包材に本体がはめこまれ、上に薄い同じ素材のシート状の梱包材で全体を保護されていました。

画面には薄いビニールシートが貼られていたので剥がしてみたところ、普通に綺麗。ちなみに色はこの透明なのと任天堂スイッチみたいな感じのグレーのやつもあります。色の選択に関してちょっと悩みましたが、グレーのやつは手の跡がつくみたいな話をyoutubeで見てこちらのクリアにしました。

裏側を見ると、バッテリーとUARTポート(端子がついてない)があるのががわかります。


さらに、10ピンのGPIOポートが上側面に付いています。使う使わないは別に、こういうのが中二心をくすぐります。


基盤についたUARTポートを使うには、自分で端子をはんだ付けして穴を開けなきゃ無理です。
ただ、ケースを固定するのに使われているネジは普通のプラスネジなので、開梱は簡単です。

ざっと眺めて触ってみましたが、噂通りアナログスティックの操作感が最悪でした。これはスティック自体の動きが悪いというより、スティックの上の皿が若干小さいのに加えて、すごく薄くてエッジが鋭いので、親指で操作するとエッジが指に刺さる感じがして感触が悪いのが原因かもしれないです。カバー付ければ少しはマシかもしれませんが、スイッチ用に売られている奴がたまたまあったのでつけようと思ったら、OGSのスティックのサイズが小さくて合いませんでした。

あと、ABXYボタンもちょっと小さい感じで、他のボタン(何も本体に表示がないから、どれがどのボタンかよくわからない)の質感もあまりよくないです。$80なりの品質といった感じでしょうか?

マイクロSDカードのスロットも入り口から若干深い位置にホルダーがあるので、うっかりすると斜めに入れて大変な事になりそうです。


まぁ日本製のゲーム機に触っていると、どうしても2ランク位したの品質にも感じられてしまいますが、お値段が安いのでまぁアリかな、という感じです。ちなみにアナログスティックはVITA用のが交換で取り付けられるようなので、気に入らなければ交換もアリかもしれないです。

あと、本体の充電はUSB-C端子で行い、電源スイッチと音量の上げ下げボタン、ステレオジャック、それから外付けでUSBのWiFi子機を付けたりするためのUSB端子が付いています。
購入しても本体とUSBケーブルしか付属してこないので、起動用のOSなどはメーカーサイトからダウンロードしてそのイメージをSDカードに書き込む必要があります。SDカードはマイクロSDで、8GB以上が必要ですが、安いので32GB位を買っても良いと思います。規格はA1あたりが良いと思いますが、自分は手元にあったサムスンのEVO plus 128GBを使いました。
ブート用のSDカードの作り方は簡単で、メーカーサイトにはetcherというソフトを使うよう説明がありますが、評判がよくないので自分はWin32 Disk Imagerを使いました。
このソフトは名前で検索するといろいろなサイトがヒットしますが、このsourceforgeが本家なので、変な所のはインストールしない方が良いかもしれません。
さて、OGSのブート用イメージは2021年5月現在、v2.0,v2.1,v2.2がありますが、無難に一番新しいのを入れればいいと思います(v2.2)。ダウンロードしてきたOSイメージを解凍して、Win32 Disk ImagerでSDカードに書き込めばそれで起動用SDカードは完成です。特に問題なく作成できると思います。

電源を入れて起動すると、HardkernelのロゴのあとにSettingという画面が出てきて、そこでAボタンを押すと、こんな感じの設定用の画面が出てきます。

ここで色々な設定ができますが、一番最初にWiFiの設定をした方がいいです。上部のUSB端子にWiFi子機を接続しておいてから起動して、WiFiの設定画面で設定をします。
ちなみに自分は手元にあったバッファローのWI-U2-433DMSと古いですがプラネックスのGW-900Dは動作しました。5GHzの接続がOKです。



ちなみにTP-LinkのArcher T2U Nanoは動きませんでした。ドライバを入れれば動くかもしれませんが、最初は動作確認の取れているものを入手して使った方がいいと思います。

と、ここまで書いてきましたが、実はこの後とんでもないことが起きました。

電源を入れっぱなしにして、しばらく置いておいたら、画面がぶっ壊れていました。


とりあえずメーカーに初期不良で連絡して返事待ちですが、韓国に送料こちら持ちで送り返して、新しいのを送ってもらう形になりそう。メーカーがガン無視したらペイパルにお願いすれば大丈夫だけど、本来なら払う必要のない返品の送料を負担するのは何となく腹立たしい。。ハードのクオリティも低いみたいだなぁ。



次回、気がむいたらこの後の進展について書く予定。

2021年5月7日金曜日

東プレ REALFORCE TKL A R2TLA-JPV-IV

 前回、静電容量無接点キーボードについて書きましたが、年末に購入した東プレ REALFORCE R2TLA-JPV-IVのご紹介など。


自分が購入したのは、写真のようにアイボリー、日本語配列、TKL(テンキーレス)、APC付き変荷重モデルです。サイズは一般的なテンキーレスモデルと同じで、最近流行りのキー周辺部位を狭くしたコンパクトなものとは違ってメインキー部分とファンクションキー部分、十字キーなどの部分の間にある程度のスペースがあるタイプになっています。近頃はF%キーや十字キーなども省いた60キー程度のコンパクトなものが流行っているみたいですが、いろいろ作業をするには、F%キーや十字キーは独立していた方が作業が捗ると思います(独立していないと、特殊キーとの組み合わせとかで入力になるので、打鍵スピードと正確さが落ちる)。省スペースキーボードはおそらくゲームに使う層向けなのだと思いますが、個人的にはゲームにはそんなに高いキーボードはいらないと思いますが。

東プレのR2シリーズの特徴としては、APC機能とソフトウェアで機能の設定が可能になったという大きな特徴があります。APCはアクチュエーションポイントチェンジャーの略で、キーをしたときにどの位置でオンにするかを変える事ができる機能です。これは静電容量無接点キーボード特有の機能で(普通のメカニカルキーでも似たような事はできますが面倒)、今回購入するときにどうしても試してみたかったものです。後で述べますが、実際は使いこなすまで至っていないのですが。もう一つの特徴がソフトウェアで機能の設定が可能になったという点ですが、これまではDIPスイッチで設定していたものが、PCにインストールしたソフトウェアで設定可能になりました。よくあるキーボード設定ソフトだと、ソフトをインストールしたPCでだけ機能が発揮できましたが、このキーボードの場合、PC上の設定ソフトで設定を行うと、その設定がキーボードに保存されるので、別なPCなどに繋ぎ変えても同じく使えます。これは非常に重要な点です。

キーボード自体は一般的なテンキーレス形状で、配列は日本語です。好きモノには英語配列を選ぶ人が多いのですが、今回自分はあえて日本語配列を選びました。理由としては、日本語の文章を多めに書きそうなので、リターンキーが大きいのと、日本語入力のONOFFが独立キーで可能、という点が大きかったです。もちろんそれらの機能もPCにキーリマップ関係のソフトウェアをインストールすれば自由に設定可能ですが、自分が使うすべての計算機で同じことをするのが面倒という理由で、自分はキーリマップソフトの使用はやめてしまいました。さらに、実はリモートで計算機を使う時に、ローカルPCにインストールしたキーリマップソフトのおかげでえらい目にあう場合があると気が付いたからでもあります。そういう理由で、キー配列などの特殊な設定をした場合、ソフトウェア上ではなく、キーボードのファームウェアレベルで動作するキーボードがどうしても必要でした。

キーボードのキーキャップのプロファイルは、Cherryっぽい感じですが、完全に同じという訳でもないです。東プレのキーボードの特徴ですが、きーぼど基盤とキースイッチの構造から、ベース部分を薄く作れるので床面からキートップまでの高さが低いという点があると思います。一番下のキーで計ったらだいたい3cmでした。

プロファイルは軽く円孤を描くシリンドリカルなタイプで、筐体自体が上部にかけて傾斜がついています。キーボード裏にはさらに傾斜を付けられるように足がついていますが、自分は机上にぴったり這うような低めの方が手首など疲れにくいので足は立てずに使っています(個人ごとに好みは違うと思います)。

前に紹介したLenovo K500と並べると大きさがわかると思いますが、外周などを狭くしたK500に比べてもそれほど小型にはなっていません。自分とくにコンパクトさにはこだわらないのと、横にマウスなどのポインティングディバイスを置いても邪魔にならないので(テンキー付きだと、手の横移動が増える)特にサイズに関しては問題ないです。


付属品ですが、キーキャップ抜き、CtrlキーとCapsLockキー、それと2種類の厚さの異なる黒いキースペーサーが付属します。スペーサーを入れることによって、キーを打った時の底打ちまでの距離を変えることで、キー入力の物理的な深さを変えるアイテムです。キースイッチ自体はAPCで入力の深さを変化させられますが、さらに厚さの異なるスペーサーを取り付けることで、3種類(1.5mm、2.2mm、3mm)のスイッチのキー入力の深さに加えて、物理的なスイッチ入力の深さも3種類(スペーサーなし、2㎜、3㎜)を選べるので、9通りのキー入力の設定が可能になります。これだけあれば、かなりこだわりのある人でも満足できるポイントは見つかるのではないでしょうか?


さて、キーボードのカスタマイズ性ですが、PCにインストールしたソフトウェアから行います。

まずはAPCの設定です。これは各キーをどの程度押した時にスイッチがONになるかを全キーに関して設定できます。深さは1.5,2.2,3.0mmです。自分は一番浅い1.5mmで使っていますが、非常に快適な打鍵感です。キーを上から少し押さえただけでキー入力ができるので、キーを底打ちさせずに軽い感じでキー入力ができるので入力スピードが早い上、力が要らないので疲れにくいです。この設定はソフトウェアで簡単に可能なので、自分好みの設定を簡単に見つけられると思います。設定画面では全キーを1.5mmにしていますが、もちろん個別のキーごとにAPCの深さを設定することもできます。


次に特にゲーム向けの機能だと思いますが、特定キーのロック機能です。これはLock有効にして、無効にしたいキーを設定しておけば、そのキーが無効になるという機能です。画面では全角/半角キーとWinキーが無効になっています。他のキーも任意で無効に可能なので、CapsLockや余計なキーを無効にしたい人には有効な機能だと思います。


自分のキーボードにはRGBが搭載されていないので設定ができなくなっていますが、RGB付きのキーボードの場合、RGBというタブで様々な光り方などを設定できます。自分はヒカリものは基本的にオフにするので(理由は簡単で消費電力があがると問題が起きやすいから)付いていてもオフにすると思います。
あとは設定タブで行った設定のキーボードへの保存や、CapsLockとCtrlキーの入れ替え、インジケーターLEDの光りかたの設定(色と明るさ)、ファームウェアアップデートなどが行えます。自分はもちろんCtrlとCapsLockの入れ替えを行っています。もっとキー配列のリマップができると良いと思うのですが、付属するキーキャップがCtrlとCapsLockのみなので今後もおそらく無理でしょうね。


上述したように、設定可能なのは基本的にAPCとCtrlキーのリマップ程度だと考えれば良いと思います。昨今のフルカスタマイズ可能なキーボードに比べると、かなり設定可能な範囲は少ないです。

さて、カスタマイズと言えばキーキャップですが、REALFORCEのカスタマイズの幅を大きく減らしているのが、独自なキーキャップだと思います。

REALFORCEのキーキャップを外すとわかりますが、最大の特徴の静電容量無接点スイッチのキーキャップコネクタは現在デファクトスタンダードなCherry互換とは違っています。

Cherry互換なキーキャップと比較してみると、構造の違いがはっきりわかります。


静電容量無接点スイッチは、土管型の差込口に縦方向に切り込みのあるキーキャップになっていますが、Cherryのものは、十字キーのオス端子にメスのキーキャップを差し込む形状になっています。写真のCherryタイプのキーキャップの十字キーのメス端子の円形の外周は東プレのキーのものとあまり変わらないのですが、縦方向にスリットが入っていないので、そのままでは差し込めないです。逆にCherry互換の十字部分の縦方向にスリットを形成すれば取り付けられる可能性もありますが、果たしてそれでちゃんとした打鍵感が得られるかは?です。一応色違いのキーキャップはオプションで発売されていますが、1万5千円ほどするので、よほどの理由が無ければ購入対象にはならないと思います(少なくとも自分は欲しくない)。こういう独自規格は特許の絡みがあるのかもしれませんが、世界で日本製品がイマイチ売れない原因の一つであるような気もしてちょっと残念であります。

ハードウェアとソフトウェアについて長々書きましたが、キーボード自体の品質、打鍵感は素晴らしいものがあります。実はこの文章は別メーカーの赤軸キーボードで書いているのですが、それとは全く異なる打鍵感です。赤軸と比較すると、かなり柔らかいキータッチで、赤軸がスイッチを入れる感じで入力するのに対して、REALFORCEの方は、キーボードの表面をなぞる感じの打鍵感です。これはかなり好みが分かれるかもしれませんが、大量の文章を入力するような用途に対しては非常に疲れにくくて良いです。半面、FPSなどのキーボード入力を使うPCゲームなどでは、入力感が乏しくてイマイチだと思います。PCゲームに使う場合は、シートを敷いて浅めの入力にした方がいいかもしれません。なかなか高価なのでちょっと試すというわけにもいかないかもしれませんが、お財布に余裕があり、かつゲーム用途ではなくて、文章をたくさん打つ目的ならお勧めできます。ただ予算が厳しく、一台選べと言われると、他のメカニカルな赤軸キーボードあたりをお勧めすると思います。

静電容量無接点キーは一度味わうとやめられませんが、こと東プレ製はカスタマイズの狭さと価格がネックだと思います。最近、中華製の静電容量無接点キーのキーボードを売っているのを発見しました。さらに東プレのスイッチ用のカスタマイズ部品も結構売っているようです。ただ、カスタマイズするには東プレのスイッチをバラす必要があるようで難易度は高めっぽいです。機会があれば、中華製の静電容量無接点キーのキーボードも入手してみようと思っています。