2021年6月25日金曜日

4x2 HDMI Matrix Switcher

 PCからのディスプレイ出力を切り替える目的で4x2 Matrix switcherを購入しました。マトリクススイッチって何?という人も多いと思いますが、HDMI分配器という製品が入力されたHDMI出力を同じ出力で2つ同時に出力しますが、マトリックススイッチの場合、入力と出力を柔軟に変えることができます。自分が購入したものが4入力で2出力(4x2)というスペックですが、4つのHDMI入力を2つのHDMI出力先に柔軟に割り振る事ができます。例えば入力1のみにPCを繋いで、出力1と出力2の両方に入力1を繋ぐと、通常の分配器と同じ動作になりますし、PC1がデュアルモニターでPC2がシングルモニターだった場合、PC1の2つの出力を入力1,2に繋ぎ、PC2の出力を入力3に繋いで、出力1と出力2に繋いだディスプレイに柔軟にPCの表示をさせることができます(例えばPC1のデュアル出力を両方出すとか、PC1の片方の出力とPC2の出力をモニターに表示するとか)。

自分が購入したものは入力が4つで出力が2個ですが、もちろんもっと多い8x8とかも存在します。入力と出力のチャネル数が多いものはべらぼうに高いです。4x2も一昔前は結構なお値段がしましたが、今は5000円程度で買えるので、購入に至った次第です。

この分野もいろいろな中華製品が出ていますが、スペック的に4K HDR 60Hzで出力可能な製品、つまりHDMIが18GbpsであるHDMI2.0bのものを選択です。製品説明では4K対応をうたっていても、4Kでは30Hzまでの製品とかもありますが、自分が購入したものは4K 60Hz HDR対応でした。このようなHDMIスイッチで有名なのはATEN社だと思いますが、自分が買ったものと同じようなスペックのものでも値段は10倍位します。用途はいろいろありますが、最近だとyoutubeでのリアルタイム配信とか、オンライン会議などでも使われると思います。自分の場合は、ノートPCに繋いで、オンライン会議の際に大きなモニターに出力して、かつビデオエンコーダーに繋いで記録するために使おうと思っています。

ちなみに自分が買ったものは下の写真のやつですが(Amazonとか海外の通販サイトで検索すれば同じのが沢山見つかると思う)、スペック通りに4Kで60Hz、OKでした。PCの制限でSDRになっていますが、444も大丈夫じゃないかな?

大きさの比較でラズパイを置いてみましたが、ちょうどラズパイ2個分位の大きさです。思ってたより小さい。HDMIから分離して、音声の光出力と3.5mmアナログ出力も可能なので、そういう目的の人にもお勧めです。EDID切り替えも可能なので、多様な目的に使えるでしょう。


ディスプレイのプロパティを見ると、7CH 4K60444という謎のディスプレイ名になってます。モニターの情報自体はPCに取得されないみたいなので、こういう所で問題はあるかもしれない(パススルーではない)けど、まぁ自分の使用目的では問題ないでしょう。

もうちょっと使って不具合なけらば分解してボードを見てみようと思います。

(もうちょっと大きなスイッチも欲しくなってくるな。。)

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