2021年6月27日日曜日

odroid go superでdebianが動いた

 えっと、odroid go superを購入したのですが、壊れていたのが先月の下旬ですが、Odroid Go Super買うた (2021/5/22)、その後開発元のHardkernelとやり取りをして交換してもらって顛末を書いておきます。

購入して到着、動作確認から本体などのレビューに関しては前回のやつを読んで欲しいのですが、故障した旨をHardkernelに連絡したところ、公式フォーラムで報告すればうちの会社のエンジニアが解決してくれるよん、的な返事がきました。まぁ同人ハードに近いので購入してOSイメージの導入でこけたり、そういう初心者も多いのでまずは詳しいエンジニアに報告をするというハードルを設けているのだと思いますが、言われたとおりに報告をしたら、何度かやり取りの末、故障が認定されてサポートへ掲示板のリンクを付けて連絡しろ、との事。ちなみに掲示板では本体をバラしてディスプレイ部品の接続をやり直すという高度な指示をされましたので、この辺りで初心者は脱落してしまうでしょう。結構面倒くさいし、リボンケーブルとか慣れてないと外せないだろうなぁ。

最初に掲示板に報告して、やり取りしてから故障の認定まで3-4日位、それからサポートに連絡してRMA Formを送ってもらうまで2日程(週末は連絡がこない)、それからHardkernelに返送して到着した、と連絡をもらうまで10日、返送先の住所を確認して修理したものをその日のうちに送ってくれて(Fedexだった)、再度こちらに届くまで1週間、全部で3週間ちょっと位かかりました。まぁ早い方だと思います。ちなみに日本からHardkernelの本社である韓国に送り返す送料は960円でした。海外に送るときはたいてい郵便局の国際eパケットを使います。スマホからアカウントを作成して送り状を作ると、QRコードで郵便局で送り状が印刷できるので便利。いろいろコツもあるので、気が向いたらハウツー書くかも。

そんな訳でodroid go superは故障した時とか、保証を受けるまでのハードルがかなり高いと感じましたが、サポート自体は割と早いとは思います。ただ一点をのぞいて(後述)。

最初に到着した時は箱に入ったodroid go superがペラペラのFedexの袋にそのまま入っていて、思い切り箱が潰れてましたが、今回返送されてきたものは、一回り大きな箱に緩衝材と一緒に入れられていました。




なんていうか、元々入っていた箱に入れられて送り返してこられたので、手作業で修理してるのだろうし、hardkernelって相当な零細企業なんじゃね?という感じ。
ちゃんと直ってるのか一抹の不安でしたが、取り出してみたらその汚さに驚きです。



交換されたであろう液晶画面の表面がごみと指紋だらけです。しかもよく見るとうっすら傷まで付いてるし。。
またサポートに連絡かよ、とかなり愕然としていましたが、よく見たら液晶ディスプレイの表面に保護シートが貼ってあり、それを剥がすと綺麗でした。購入した時にも保護のビニールっぽいのが貼ってありましたが、それとは別なぴったりした薄いシートで気が付かなかった。一応、再度サポートは回避できたけど、かなり印象悪いですよ、これは。
本体の交換じゃなくて、完全に部品交換で修理しているんですね。もともと販売するときも手作業で組み立ててるんだろうな。大丈夫か、この会社?
ドキドキしながらブートOSを入れたSDカードを突っ込んで電源を入れましたが、今度は画面の壊れもなく、きちんと動きました。念のためテストモードも実行しましたが、問題は無さそうです。ホッとしました。理由はhardkernelとやっと手が切れるから。
何となくですが、サポートも返信とかビジネスライクにしてくるんだけど、妙な冷たさを感じたし、例えば返送した、って連絡したら、向こうもありがとう、とか返信きていたけど、到着して動作確認して問題なかった、と連絡したら何も返信無かった。考えすぎかもしれないけど、やっぱり日本人相手だとこんな感じなのかも。本体の汚れもわざとだと多分思う。

まぁそんな感じでかなり感じ悪い印象を持ってしまいましたが、モノに罪はなし。もともとubuntuのOS imageがあったので、それでハンドヘルドlinuxマシンで使ってみようかな?というのも買った理由の一つだったので、色々試したらodroid go superにsshでログイン可能な事がわかり、bootの部分を設定すればデスクトップマネージャも立ち上がりそう、と考えていましたが、なんとodroid go superのdebianが開発されたのを知って、急遽それをインストールしてみました。
今回、本当はその経過を書くつもりが、不良品交換の顛末が長くなってしまったので、また次回にでも書こうと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿